KNP::Depend - 依存関係を保持・参照する
このクラスをミキシングして使用する.
KNP::Depend
クラスは,解析単位(文節,タグ)間の依存関係を保持,操作
するためのメソッドを提供するクラスである.
このクラスはミキシングして使用するように設計されているため,特別なコン ストラクタは定義されていない.
係り先を返す.
係り先を設定する.
係り元のリストを返す.
係り元を設定する.
依存関係の種類(D,P,I,A)を返す.
依存関係の種類を設定する.
解析単位の ID を返す.無指定の場合は -1 を返す.
解析単位の ID を設定する.
解析単位の pstring 属性の値を得る.引数が指定された場合は,その引数
を代入する.この属性は,KNP::DrawTree::draw_tree
メソッドから参照さ
れる.
以下のメソッドは,解析単位のリストを保持するオブジェクト
(KNP::BList
, KNP::TList
)のコンストラクタから呼び出されることを想
定しているメソッドである.一般の利用は推奨されない.
係り先単位の ID を返す.
係り先単位の ID を設定する.
解析単位の係り先が正しくリファレンスとして参照されるように,オブジェク トの内部情報を修正する.係り先単位が含まれるリストに対するリファレンス を引数として呼び出す.
make_reference
メソッドによって環状のリファレンスが作成されると,通
常の Garbage Collection によっては,メモリが回収されなくなる.この問題
を避けるために,明示的にリファレンスを破壊する destructor を定義してい
る.