述部意味関係コーパス

ある名詞が与えられ、その名詞に関係性の強い「格-述部」ペアに対して、同義・含意・反義・無関係のいずれかが付与されています。

反義関係はさらに以下に分類しています。

以下に例をあげます。

被害-ヲ-与える  被害-ヲ-もたらす        同義
被害-ヲ-もたらす        被害-ヲ-出す    同義
被害-ガ-甚大だ  被害-ガ-大きい  含意
被害-ヲ-受ける  被害-ヲ-与える  反義    視点反義
被害-ガ-多い    被害-ガ-少ない  反義    属性反義
被害-ガ-拡大    被害-ヲ-免れる  無関係

1行が1セットで、カラムはタブ区切りになっており、それぞれのカラムは以下を表しています。

述部は原形になっています。また、[否定]、[受身]、[使役]などの素性が付与されている場合があります。例えば文中の表現「使われる」は「使う[受身]」と表現されています。

データの規模は名詞数880個、述部ペア10,023個です。

このコーパスはNTTとの共同研究「言語表現の多様性に頑健な情報抽出に関する研究」で作成されたものです。

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参考文献