KNP:格解析結果書式

KNPによる格解析の結果は、-tab出力において、基本句(+で始まる行)のfeatureとして出力しています。述語の基本句と格要素の基本句にそれぞれ次のfeatureを付与しています。

それぞれについて以下で説明します。

述語側 (<格解析結果:...>)

格解析結果は基本句(+で始まる行)のfeatureとして出力され、格フレームIDと格要素群の2つからなります。それらの区切りは":"です。

     格要素の例)
        ガ/C/太郎/5/0/1
        ガ/N/太郎/5/0/1
        ガ/O/太郎/5/1/1
        ガ/D/太郎/5/1/1
        ガ/E/不特定:人/-/-/-
        ガ/U/-/-/-/-

解析例

格要素側 <解析格:...>, <解析連格:...>

格要素ごとに、格解析によって同定される格の情報を記述しています。被連体修飾詞には<解析連格:...>というfeature、それ以外の格要素には<解析格:...>というfeatureを付与しています。それぞれのfeatureの:以降には、解析によって同定された格を記述しています。

解析例

※ 「食べる」「古い」には<格解析結果:...>が付与されます。